子育てを地域で支援するファミリーサポート
ファミリーサポートとは?
子育ての援助を受けたい人と、援助をしたい人が会員になり、お互いに地域の中で助け合いながら子育てをする会員制の有償ボランティア活動のことです。各区市町村が設置し委託を受けた法人が運営しいます。
■相互援助活動の内容
・保育施設までの送迎
・保育施設の開始前や終了後、または学校の放課後の子ども預かり
・保護者の病気や急用等の場合に子ども預かり
・冠婚葬祭や他の子どもの学校行事の際の子どもを預かり
・買い物等外出の際の子ども預かり
・病児・病後児の預かり、早朝・夜間等の緊急預かり対応
※住まいの区市町村によって利用可能なサービスが異なります。
利用会員(援助を受ける人):区内に在住、在勤又は在学する生後43日以上の児童の保護者。
提供会員(援助をする人):区内に在住又は在学する18歳以上の心身ともに健康な人。
両方会員(両方を兼ねる方)利用会員及び提供会員の両方の条件を満たしている人。
利用時間、料金は区によって異なります。平日800円~。
■登録方法
利用会員:利用会員向け説明会に参加し、登録が必要。
提供会員:区によって異なりますが、1~4日間の講習を受講しなければなりません。
■病児・病後児預かり
子どもが病気のとき、あるいは病気の回復期の子どもを預けることができます。
■ファミリーサポートのメリット・デメリット
・メリット
相性が良ければ同じ人に長く面倒見てもらうことも。
地域の人に子育てを支えてもらえる。
トラブルが起きた場合は事務局が対応してくれる。
事故の場合の傷害保険などカバーされている。
・デメリット
当人同士が事前打ち合わせなどしなければならない。
利用申込書の提出などを利用者がする。
提供会員は報告書の提出。
子どもの情報など含め、利用者の個人情報を提供者が知ることになる。
働くママには強い見方です。お住まいの区の役所でファミリーサポートにお問合せしてみてください。
(編集部 まつお)
東京都福祉保険局
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/kosodate/ouen_navi/famisapo.html
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/ikuji-kaigo01/